ふぉぉぉぉ!!!
こぉぉぉがみさぁぁぁぁぁん!!!!!!!!
…すみません。冷静に感想書きたかったんですが、今回だけは先に叫ばせて下さい。
東金さんと被ってる被ってると言われて辿りついた6話にして、遂に朱ちゃん自身がこーがみさんを重ねちゃいましたね。
いつかを想起させるような紫色の夕焼けの中で見えたシルエット。
標的に照準を合わせる凛とした横顔は、一期の時と同じ精悍さ。
もーもー、これで興奮するなという方が無理っス。
台詞無し、出演時間1秒、しかも幻影という条件でありながら、それでも今期は出番無さそうだなぁと覚悟していた部分もあったので一瞬でもその姿を目に出来て、私は大変うれしゅうございました。ああ、横顔すらもテライケメン。
若干色眼鏡で言いますけど、彼の存在感とその一瞬の存在感から滲む頼もしさは、一期の時を彷彿とさせてくれます。同時に朱ちゃんの中で、やっぱりこーがみさんは今でも頼もしさと安定感を持った存在なのかなぁと。
さて、少し思いの丈を吐けて落ちついた所で、今回の纏めを。
軍事用ドローン工場で暴走を始めたドローンと、それを知らない内に遠隔操作する一般人。その様相から今回は始まりましたね。
冒頭から唐之杜さんと朱ちゃんの緊迫したやり取りを交えつつ、はっきりと状況を把握しきる前に立て続けに3係の面々が退場していきました。
…うん、彼らはやはり、鹿矛囲くんのターンに必要な噛ませ要員だったのですな…。
バタバタと倒され、3係はあっという間に壊滅状態。
2係から1係に移動になった蓮池は、嘗ての上司にして鹿矛囲くんの手足となった酒々井さんに殺害されるという、なんとも血みどろの様相を呈して参りました。
ていうか、ほんと公安どうしちまったんだよ…。こんなに弱かったかい?一期の頃の組織じゃなくないか、これ。
2係に続いて3係も機能不全。頼みの綱はもう1係しか残ってません。
なんとか軍事ドローンと一般人のリンクを切りたい朱ちゃん達は、唐之杜さん達本部陣と連携しながら、その打開策を探します。
そんな中、走り去る朱ちゃんへと再びドミネーターを向ける東金さん…。
こんな切羽詰まった時ですら、彼の興味は朱ちゃんの色相へ向いてしまう。
「なんと美しい…。だからこそ、黒く染めてやりたい…」
ぞわっとするような低音でほくそ笑む東金さん、マジ色相厨です。霜月ちゃんによると、彼は勤務配属日から毎日朱ちゃんの色相をチェックしているそうな…。
最初は善良そうな東金さんでしたが、二期も折り返しにきて変態係数がぐいぐい加速してます。
この黒く染めてやりたい、という言葉。ちょっと違う意味に聞こえる辺り、私の変態係数も上昇しちゃってますね(殴
そんな事を彼が思っているとは知らず、朱ちゃんは須郷さんの提案で大量の軍事ドローンを一気に無力化し一掃する作戦を実行に移します。命の危険と爆発を伴う、なかなかな規模の大きい作戦でしたね。
しかし、安心したのも束の間。今度は街中の巡回ドローンが同じように乗っ取られる事態へと発展。
…これ、もうシビュラのセキュリティ、どーなっちゃってんですか!
こんなに次々クラッキングを許して。シビュラのセキュリティがガバガバなのか、鹿矛囲くんがグソンを越えるくらいのスーパーハカーなのか…。
ともあれ、今度は街で暴れ始めるドローン。
工場敷地内でも同じように暴れ始め、朱ちゃん達はそれらの対応に追われます。
ドミネーターの残弾を気にしている描写がありましたが、やはりドミネーターはエネルギー充填式の銃なんですね。
まぁ、パラライザーにしてもエリミにしてもデコポンにしても、弾がエネルギー体のようなものだったので、そりゃそうですよね。しかし、実弾銃と違って、自分で弾を補充すればいい訳じゃない分、残弾切れした時のオワコン感がすごい。まさに文鎮だ(笑
そんな中、炸裂したギノさんの義手パンチ!かっこ良かった!
今回ギノさんがアクションを見せる場面が多くて、パンチはどこかとっつぁんを彷彿とさせますね。逞しいです。もう、無野座とは言わせない(キリッ
その頃、本部でドローンと一般人とのリンクを解除しようとしていた唐之杜さん達もまた、サーバーを見つけ出しアプリが見せているホロを解除する作業を成功させます。
雛河くん大活躍!…ですけど、彼の「お姉ちゃん、助けないと」が何やら意味深。恐らくお姉ちゃんとは朱ちゃんの事で、本当の姉という意味では無さそうですが…。
彼の中のちょっとしたあだ名、でしょうかね…?
あと、拝む彼がとても可愛かったです(笑
霜月ちゃん、色相と命を天秤に掛け過ぎ感ありましたけど、あの世界で生きる人間からすると色相第一なんでしょう…。分析室でテキパキ自分達のやる事をやってのけるメンバーを余所に、一人突っ立っていた彼女が何だか異様に浮いて見えました。
でもエリアストレスの急上昇。これは楽観視できるものでも無さそうですね。
いつかのサイコハザードからの暴動発展が頭を過りました。
工場では船で逃げようとする鹿矛囲くんと、朱ちゃんが初めて対峙します。
この時が初対面…のはずですけど、「君が撃てない事は知っている」って何だか過去の槙島事件を見ていたような口ぶりですね。
単に「色相が綺麗で正義感の強い君なら、安易に撃てないだろう」という意味合いにも受け取れますが…。
ドミネーターがターゲティングすらできないとなると、やはり彼は人間では無いのでしょうかね。飛行機事故で死亡した鹿矛囲桐斗の生体データを元に、複数の人間のパーツを寄せ集めて一人の人間を構成しているのだとしたら…?酒々井さんの目を移植できた事を見ると、強ち不可能でもなさそうですが。
逃げ去る鹿矛囲くんに向けて朱ちゃんから奪ったアサルトライフルを構える東金さん。
「汚れ仕事は我々の役目」と言う彼に、嘗て同じような事を口にし「猟犬の面目躍如だ」と笑っていたこーがみさん。その彼の姿が重なります。
…でも朱ちゃん。姿を重ねた相手は、こーがみさんとは似ても似つかない変態なんですy(撲
ええっと、朱ちゃんは思わず息を止め、それから先の行動を制しました。
法外の人間を個人の意志で裁く事を良しとしない。
結局鹿矛囲くんはそのまま逃亡。今週は此処まででした。
何と言うか、これはまた賛否のはっきり分かれそうな結末…。
目の前に居ながら逃がしてしまった朱ちゃんの行動を、法と秩序を守るのも人の役目と自負する彼女の考えが今でもしっかりあるんだと見るか、結局一期の時と同じで変わっていない、また同じことを繰り返すと見るかで、だいぶ印象が変わってきそうです。
私は前者として見て、殺人犯を増やす事を避けたい気持ちと、過去の槙島事件でこーがみさんを止められなかったトラウマが疼いたのかな?と受け取りましたが、これで逃がしてしまった事により次の犠牲者が出るであろうことは避けられない訳で…。
下手をすれば前回の二の舞。大規模なサイコハザードによる大量殺人ですよ…。
そう思うと、鹿矛囲くんを殺さないにしても、負傷させるとか、どうにかして逃げる足を潰せなかったのかな…とも思ってしまいます。
ちょっと公式サイトの人物構図を載せますけど、これ見てると公安崩壊感がパネェ…。
ここまで来て思う事は、もうシビュラなにやってんだよ!かもしれない。
システム的に酒々井さんのユーザー権限を解除してしまえば、ぶっちゃけ鹿矛囲くんの持ってる5挺のドミネーターは文鎮になるんですよね。鹿矛囲くんと行動を共にしている時点で、彼女が監視官としての立場を失うに足る理由にはなってますし。
ここまで公安がガタガタになり、セキュリティにも穴があいているのに、シビュラの動きが何も無いという事になると「シビュラは鹿矛囲のやり方を容認している」と受け取るしかないような…。自分で自分の首を絞める、そんなことする理由が見つからないので何とも言えませんが。
次でその辺りの措置を取るか否かによっても、変わってきそうですね。
ああ、でもでも。一瞬だけでもこーがみさん見られて良かった。
それだけでも私は幸せでした。
やっぱりこーがみさん、大好きです!再登場、心待ちにしてますよ。