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観測者の足跡

観測者ハ足跡ヲ残シタ。

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PSYCHO-PASS2 第5話

第5話、見た!
今回は第二幕の幕開け、と言われていた通り、何やら色んな動きが除々に見えてきた感じ。

冒頭から鹿矛囲くんにメロメロアヘアヘ状態の酒々井さん出てきたけど、彼女はもう「監視官」としては無理そうだな…。
色相がクリアになったとか、気分が楽になったとか、色々言ってるけど、薬物投与で精神状態が壊れた人間と何が違うのか?と思える程、鹿矛囲くんにどっぷり。「何でもする」とか、フラグじゃないですか、それ…。

機能不全の2係は実質解体、1係に吸収される形になり、モブ臭が漂う2係の執行官二人を迎えて、鹿矛囲くんが潜伏していたとされる軍用ドローン製造施設へと朱ちゃん達は向かって行きます。無人である筈の施設敷地内で、彼女と東金さんは人の顔の皮が保存されているのを見つける訳ですな。何の意図も無くそんな物が無人区画にある筈ないですよねー。そしてWC?の文字。鹿矛囲くんが収拾したもの、なんでしょうかね、あれらは。
3係と合同で捜査に来た訳ですが、仕事しようとしない無能な3係。アホすぐる…。こんな人達がどうして公安局員に選出されたのか、疑問に思うくらい機能しません。その3係の監視官一人が、仕事中だというのに携帯端末でアプリゲームを始めるという…。
仕事しろよぉぉぉぉ!!と思わず突っ込みたくなりますが、その彼がアプリで遊び始めた途端、それに連動する形で保管されていた軍用ドローンが稼働。シューティングゲーム内の操作にリンクして、次々ガチで作業員が始末されていくじゃないですか…。その凄惨さたるや…。
しかも彼一人じゃないんですよね。そのアプリを何も知らずにDLし、遊ぶ一般人の数だけ軍用ドローンは動き出し虐殺を始める。最後のカットからして、作業員に扮していた鹿矛囲くんが映ってましたから、恐らくこれも彼の仕組んだ事なんだと思いますが…。

しかし鹿矛囲くんの目的が未だによくワカラナイ。彼はシビュラに喧嘩を売っているんだと思いますが、公安を潰すつもりなんだとしても、一般人を殺人に巻き込んでるんだから、市民の為に!という訳でも無さそう。その割に薬で色相をクリアにしてあげるとか、救えたんだ!とか、他人を救いたいという旨の行動も起こしている。彼の目的って、何なんでしょうね…。

しかし、今回一番いい食いつき所を持ってったのは東金さんでしょうな。
もう冒頭から朱ちゃんにドミネーター向けて色相チェックしたりして、なんか急にオカシな行動が目に付いたなぁと思っていたら、最後の最後でとんでも爆弾を投下しましたよ。


東金さん、ストーカーだったんですかぁぁぁぁぁ!!????



彼のお部屋からぞろぞろ出てきた衝撃的な収拾物。ちょっとしたブロマイドとか、そういうレベルを逸脱するほどの数ですよ。
ていうか、東金さん一期には居なかったですよね? なんで彼が知りえない、その場に居合わせていない、モンタージュの時の放心状態の顔や、槙島を殴り殺そうとして出来なかった時の写真があるんですか。どれもこれも、東金さんが入手しえない。というか写真なんて撮れるような状況にないものばかり…。




しかも良く見たら、めっちゃ色々書きこまれてるwwww
解る部分だけを読んでも、表情筋の動き、瞳孔の動き、その時の行動詳細 、東金自身が感じた事。ご丁寧に日付まで書かれてますよ。
これはなんて高度なストーキングなんだ(違

単なる好き過ぎるという好意的な執着から来るストーキング、というよりは、もっと別の意図を感じますね。朱ちゃんを観察して、何かを作ろうとしている…?それとも暴こうとしている…?

その怪しい行動を不審に思った霜月ちゃんが局長に進言してましたけど、局長庇ってましたね。あからさまな庇い、というよりは「あれは放っておいていい」的な。
一瞬だけ映った、東金さんと局長のような妙齢の女性、ここにも何か関係性があるような…。
とにかく、写真に仕草の把握、あの時代には不釣り合いなアナログツールである大量のフロッピーディスク。どれも”普通”と言うには余りにもオカシなものばかり。
途端彼から漂う、2に於けるラスボス臭。こうなってくると、正直鹿矛囲くんより東金さんの方がうん十倍も黒幕な気がしてくるから不思議ですね。鹿矛囲くんは噛ませ犬なんじゃないかと…。


今回のお話で増えた情報や、他の方の感想を踏まえて立てた考察、東金さんの正体って何だ!?を最後に。

 東金さん、人間じゃない説。
あの時代、局長のように完全サイボーグ化の技術って、非公開で確立されているんですよね。てことは、局長のようなサイボーグが他に居ても何ら不思議な事でも無いかと。脳も作られたものとして、情報化されている人格を取り入れるのはあまり難しくないかな。OPで片目が光っていたのも、何となく説明付くような…。
 
 東金さん、シビュラの手先説。
写真の女性が局長のモデルとなった女性だったとして、その女性がシビュラシステム構築に関わっていた人物だとしら。東金さんはその血縁者であるという説。その為シビュラが、懐柔したがっている朱ちゃんを色相の濁りにくい且つ、シビュラの正体を知って猶その必要性を現段階では否定しきれていない貴重なサンプルとして見ているのは間違いなく、彼女のデータを東金さんを通じて収拾しようとしている。その理由として、朱ちゃんと同じようなサイボーグを作る為?朱ちゃん本人とすり替えようとしている?単純に、その構造を解析する事で他の人間や今後のシビュラ発展役立てようとしている?色々考えられる。
 
 東金さん、シビュラと取引をして手を組んでいる説。
シビュラと東金さんに直接的な仲間意識は無く、何らかの取引(利害の一致)で東金さんがシビュラに加担しているという説(所謂クライアント関係)
彼の犯罪係数はぶっちだったが、それを看過されて執行官になっている事。(過去最高の数値を叩きだしていると言っていた)朱ちゃんに、東金さんの監視と報告を命令している事。(監視しなければならない何かがある?)ドミネで監視官である朱ちゃんの色相をチェックしても、シビュラ側のフォローがあれば、記録されて本部に情報が行ってもすぐさまログを削除して、朱ちゃんには気づかれにくい?某かのバックアップや特殊な免責事項が存在する?
収拾されている写真の多くは、東金さん本人が側にいない時に撮られたものであるので、シビュラからの提供があった?

 その他の説として。
狡噛さんと被っている件は、敢えて似せている線が濃厚になったか。あれだけ細かに動作を観察する観察眼を持っているとなると、サンプリングから狡噛さんの仕草を真似るのは容易いような気もする。その理由として、やはり朱ちゃんの警戒心を解いて近づきやすくする為?親しい人間や心休まる人間の雰囲気を感じると、無意識に心の警戒を解いてより彼女の素を観察できるから?

単純な興味からという説。あの膨大な量の写真、FD、細かな書きこみから考えると、相当手が込んでいる。セラピストという立場から、単純に朱ちゃんのタフなメンタルに興味を示したという線も否定はできない。

セラピストという肩書き。
セラピストであるから観察眼は鋭いという考え方そのものが、奇をてらっている可能性。
人の行動を把握するのに長けているとか、そういうものに興味があるという逃げ道を用意できる肩書きではある。その為、その肩書きすらもシビュラ(或いは別の何か)から設けられたものであるという可能性も。

現段階で思い付く限りの東金さんに対する考察はこんなものかな。
 逆に東金=狡噛が同一人物、または全身ホロ等で変装しているという説は、確率としては薄くなったかな…という印象。コウちゃんが持っている記憶の一部や人格をコピーしている可能性はまだまだ残ってそうですが。
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