今更ですけど、最近「ちはやふる」にハマっております。
地元のゲ〇に行き、一週間に二巻のペースで見てます。(日常生活送りながらだと、このくらいが妥当というか…ね)
今は丁度7、8巻目あたり。一期も終盤ですな。
元々はマモが真島太一の役を演じてるって知って、どんなアニメだろーってちょっと遠目から眺めてる感じだったんだけども。まさかまさかこんなにも作品に心を奪われてしまおうとは。
私の性格上、どうも私なりのアニメを鑑賞する”時期”というのがあるみたいで。
流行りのアニメも見たりはするんだけど、それがじゃあハマるかというと、そうとも限らない。
放送終了後、1、2年経ったくらいに見る事もざらにあるので、今回もそのケースでした。
でもね、こんなに面白いとは正直思って無かった…。
キャラクターが魅力的!ってのもあるんだけど、今はもう作品そのものの世界観に引きこまれてます。
競技かるたって、面白いねぇぇぇ!!!
ルールもそうだけど、駆け引きも、戦術もあったりして、奥が深い。それは内容を見ていると随所に散りばめられているので、視聴した方なら解る筈。
例えば百人一首、100枚全て使うんじゃなくて、実際場に出して使用するのは50枚。それを自陣と敵陣25枚ずつに分けて札を取り合う。残りの50枚は空札として実際読みあげられる為、選手は耳で場札か空札か、聞きわけながらもやらないといけない、とか。
決まり字は1字決まりから大山札と呼ばれる6字決まりまであって、それは終盤になればなるほど変化していくから、その決まり字の変化も覚えておかないといけない、とか。
真ん中の競技線からは、髪の毛一本すらも出てはいけない、とか。
こういうの、「ちはや」見るまで知らなかったぞ!!知れば知る程、奥が深いです。
マイナー競技だけど、熱いなぁ。凄いなぁって気が付いたらどんどん深みにはまっていました。
ド素人の私ですら、「ちはやふる~」の下の句が「からくれないに」だって覚えたくらい!
少女漫画原作だから、甘いのかしら…ってちょっと先入観あったんだけど、寧ろ主役はかるたですから!って感じがまた良い。
でも千早、新、太一の淡い関係性も、胸がきゅんきゅんして私は好きだけどね。
甘過ぎない、このくらいのもだもだ感が何ともそそられます←
恋愛要素も良いスパイスだけど、私は友情もこの作品の良い面だと思うんだよね。
瑞沢高校かるた部のメンバー、千早・太一・かなちゃん・肉まんくん・机くん。個性派揃いのメンバー間の友情もまた見物。
あと、最近見てて思ったのは、新と太一。この二人の間にもちゃんと友情があるんだよね。
二人とも千早に特別な感情を抱いてる、言わば恋のライバルなんだろうけど。でもその根底にはちゃんと絆がある。
新が試合に戻ってきた回。太一は心の中で、少しだけ嫌だって思ったんだよね。それは自分が千早を一人占めしたいって気持ちから出た、とても人間らしい感情な訳だけど。でも千早にやったね!新が戻ってきた!って泣きながら言われて、太一も本当は新が戻ってきてくれた事が嬉しかったんだって自分の気持ちを知る事が出来たわけだ。
あの回は胸にグッとくるものがありました。
この二人、良い友人同士になれる予感!!!
日テレ深夜枠は良作アニメが生まれやすいという、自分の中のジンクスをまた見事に突いてくれたなぁ。ていうか、どうしてこれが深夜なんだよ!ゴールデンでやろうよ!ゴールデンで!とか、最初見た時の衝撃で思ってしまいました。
もっとね、学生さんとか。かるたに触れられる機会が多い世代の子に、見せるべきだと思うんだよね。大人になったら、かるた面白そうって思ったって、出来るもんじゃないもん…。
(中学時代に国語の授業で百人一首かるたの授業が古文の一環であったけど、当時は全く以て興味が無かった私…。今それを激しく後悔しておりますです、はい)
一期見終わったら、すぐさま二期を見ようと思います。
二期からは新しい部員も入るようですね。楽しみだ。
そしてあわよくば、三期もお願いします(爆